ピッツバーグに引っ越すことになったとき、かなり悩んだのが 「日本から何を持っていけばいいんだろう?」 ということでした。日本からアメリカへの引っ越しとなると、スーツケースや荷物には限りがあります。「アメリカでは日本のものが手に入りにくいかも」「日本にいるうちに買っておくべきものは?」など、出発前はかなり迷いました。
でも、実際にピッツバーグで生活してみると……思っていた以上に、日本のものは手に入ります。 アジア系スーパーもありますし、日本の商品を扱うお店もあります。「日本から大量に持ってこないと困る!」というものは、実はそれほど多くありませんでした。
そんな中でも、実際に生活してみて 「これは日本から持ってきてよかった!」 と思ったものがあります。日本から持ってきて、実際の生活で役立っているものを9つ挙げます。
① だしパック
まず持ってきてよかったのが、だしパック。ピッツバーグに住んでいても、やっぱり日本食を食べたくなることがあります。特に自炊をしていると、お味噌汁、うどん、炊き込みご飯、お鍋など、だしを使う料理を作りたくなることが意外とあります。お鍋に入れて煮出すだけなので簡単で、忙しい日でも手軽に日本の味にできます。
もちろん、アメリカでもだしや日本の調味料は買えます。でも、自分が普段使っていたお気に入りのだしを持ってきたという安心感は大きかったです。
② ふりかけ
これも「持ってきてよかった!」と思ったもの。ふりかけです。日本にいるときは「絶対に必要!」とは思わないのに、海外生活を始めると急にありがたみを感じます。ご飯にかけるだけなので、とにかく楽。「今日はあまり料理をしたくない……」という日に、ご飯とふりかけがあれば、それだけでなんとかなります。
アメリカの食事が続いて「ちょっと日本の味が食べたいな」と思うときにも、ふりかけがあると簡単に日本食気分を味わえます。
③ 塩昆布
意外と便利だったのが、塩昆布。そのまま食べるだけでなく、ご飯に混ぜる、野菜と和える、パスタに入れるなど、いろいろな使い方ができます。
海外生活では、毎日しっかり料理をするのが面倒な日もあります。そんなとき、塩昆布があれば「とりあえず和えれば一品になる」という便利さがあります。日本ではあまり意識していませんでしたが、海外で暮らすと 「こういうちょっとした日本の食品があると便利だな」 と実感します。
④ お茶漬けの素
海外生活の強い味方、お茶漬けの素。疲れているときや食欲がないときでも、お茶漬けなら比較的食べやすい。ご飯とお茶漬けの素があれば、ほとんど何も考えずに食事ができます。
ピッツバーグでも日本食材は探せますが、「家にある」ということが何より便利。特に引っ越してすぐの時期に重宝しました。
⑤ インスタント味噌汁
こちらも持ってきてよかったもののひとつ、インスタント味噌汁。お味噌汁を一から作るのは面倒でも、「何か温かいものが飲みたい」というときに、お湯を注ぐだけで飲めるのは本当に楽です。アメリカの食事が続いたあとに飲むと、「ああ、日本の味だなあ」と、ちょっとした癒やしになります。
ここまでは食べ物でしたが、ここからは食品以外。日本から持ってきて「正解だった」と思ったものを紹介します。
⑥ 消えるペン
意外かもしれませんが、消えるペン(フリクションなど) も持ってきてよかったもののひとつ。日本で普段から使っていたので、そのまま持ってきました。

海外生活では、書類を書いたり予定を書き込んだりと、意外とペンを使う機会があります。消せるペンはアメリカでも売ってはいますが、日本ほど気軽には見かけない印象で、使い慣れたものがいくつかあると安心でした。日本の文房具は書き心地にこだわったものが多いので、お気に入りがある人はいくつか持ってくるといいと思います。
⑦ ヒートテック
冬のピッツバーグ生活を考えると、ヒートテックも持ってきてよかったもの。ピッツバーグの冬は寒く、日本にいるときから愛用していたので持ってきました。薄手なのに暖かいのが便利で、厚手の服を何枚も重ねるより、インナーでしっかり防寒するほうが動きやすいです。
「現地にも似たものがあるだろう」と全部置いていきたくなることもありますが、普段から使っているお気に入りは、やっぱり持ってきて正解でした。
⑧ 日本サイズの下着
個人的にかなり重要だと思ったのが、日本サイズの下着。アメリカと日本ではサイズ感が違います。アメリカでも自分に合うものを探すことはできますが、「いつものサイズ」「自分に合う形」「着慣れているもの」はやっぱり安心感があります。
特に下着は、洋服以上にサイズ感やフィット感が大切。普段日本で使っているものがあるなら、ある程度持ってきておくのがおすすめです。
⑨ 便座カバー
最後はちょっと意外なもの、便座カバー。海外生活を始める前は、まさか「持ってきてよかったもの」に入るとは思っていませんでした。
アメリカのトイレは、日本とは少し感覚が違います。特に冬は 「便座、冷たい……!」 となることも。そこで、日本から持ってきた便座カバーが意外と活躍しました。つけておくだけで、座ったときのひんやり感がかなり違います。大きなものではないので、荷物に余裕があれば持ってきやすいのもポイントです。
実際に暮らしてみると「持ってくるもの」は意外と少ない
今回挙げたのは、だしパック、ふりかけ、塩昆布、お茶漬けの素、インスタント味噌汁、消えるペン、ヒートテック、日本サイズの下着、便座カバー。こうして並べてみると、実はそこまで多くありません。
そして、持ってこなくて正解だったものもあります。炊飯器やドライヤーのような熱を使う家電は、日本の100Vとアメリカの120V の差で壊れることがあるので、こちらで買い直しました。
日本からアメリカへの引っ越しとなると、「日本でしか買えないものを、できるだけたくさん持っていかなきゃ!」と思いがちです。私も出発前はそうでした。でも実際にピッツバーグで暮らしてみると、思っていた以上にいろいろなものが手に入ります。日本食材も探せますし、Targetなどのお店で日用品も普通に揃います。今振り返ると、「何でも日本から持ってくる必要はなかったな」 と思います。
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海外生活の持ち物を考えるとき、つい「アメリカで手に入らないものは何?」と考えがちです。でも実際には、「アメリカで買えるかどうか」よりも、「自分が普段から使っているお気に入りかどうか」 のほうが大切なのかもしれません。
だしパックもふりかけもお茶漬けの素も、アメリカで絶対に手に入らないものではありません。でも、「いつもの味」「いつもの使い心地」「いつものサイズ」があるだけで、海外生活のちょっとしたストレスが減ります。特に引っ越してすぐは環境が大きく変わり、どこに何が売っているのかも分かりません。そんなとき、日本から持ってきたお気に入りがあると安心できます。これから荷造りをする方は、このあたりから考えてみてください。
この記事で使える英語
海外で日本の食材や日用品を探すときに使える表現です。
Do you carry Japanese products?(日本の商品は置いていますか?)
carry は「(商品を)扱っている」という意味。アジア系スーパーなどで尋ねるときに便利です。
- Do you carry any Japanese products, like dashi or furikake?(だしやふりかけのような日本の商品はありますか?)
Where can I find ~?(〜はどこにありますか?)
店内で目当てのものを探すときに使えます。
- Where can I find miso?(味噌はどこにありますか?)




